■クルーズについて ■クルーズ客船について

クルーズ客船について〈2〉

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■クルーズ客船のクラス

クルーズ客船は一般的にスタンダード(Standard、マス/Massとも呼ばれる)、プレミアム(Premium)、ラグジュアリー(Luxury)という三つのクラスに分類され、客船のサービス内容と価格が要素となります。ただそれぞれのクラスも、様々な料金設定がなされていて、例えばスタンダードの上級とプレミアムの中・下級を比べた場合、どちらが快適かということの線引きをすることは難しいことでしょう。ただユーザーとしてクラス分けはクルーズ船を選ぶ場合にどのようなクルーズを楽しみたいのか、ということに対する一定の目安となることは間違いないでしょう。
日本船の場合、独自の文化、サービス、価格設定により、この区分には馴染まず、分類されていません。

 

1 スタンダード(Standard、マス/Massとも呼ばれる)

大衆向けの船。二人部屋利用で一人当り1泊US$100くらい〜
客船はほとんど乗客定員2000名を越す大型船で、これにより一人当たりの単価を下げている。船内での飲食などの有料部分を多くしたり、カジノのスペースを大きくし、それらの割合を高め収益としている。。プールやスケートリンク、巨大レストラン、ショッピングモールなど船内施設が充実。(ロイヤルカリビアン、スタークルーズ、NCL、カーニバルなど) 

 

2 プレミアム(Premium)

二人部屋利用で一人当り1泊US$200くらい〜
スタンダードとラグジュアリーの中間船。クルーズ日数は7〜2週間前後。大型から小型まで客船の規模の幅が広いクラス。洗練された雰囲気でクルーズが楽しめる。(プリンセスクルーズ、セレブリティクルーズ、MSCクルーズ、コスタクルーズなど) 

 

3 ラグジュアリー(Luxury)

二人部屋利用で一人当り1泊US$400くらい〜
クルーズ客船の中でも上級なサービスを提供する船。乗組員一人当たりの乗船客数は2人以下となるものが多い。(キュナード社、クリスタルクルーズなど)

 

※ブティック(Boutique)

二人部屋利用で一人当り1泊US$800くらい〜
ラグジュアリーの中でも、船型を比較的小規模に抑え、乗客に対する乗組員比率を更に高くし、一人一人によりきめ細かいサービスを提供する船をこう呼ぶことがある。1万総トン前後の規模の船が多く、乗客定員は500人以下が多い。(シルバーシークルーズ、オーシャニアクルーズなど)

 

■クルーズ客船の種類は帆船もあれば、なんと原子力船もある

クルーズといえばQE2といった伝統的なな船や、フリーダム・オフ・ザ・シーズなどのメガシップ、シーボーンといった超ラグジュアリーシップを思い浮かべますが、実は風を動力源とする帆船や、似つかわしくないイメージの原子力船まであるのです。

帆船は400t級の小型船から14,000tを超えるウィンド・サーフといった大型帆装船まであります。マストに取り付けられた帆は、コンピューターで制御されており、風力、風向きなどを計算し、最適の広さで帆を張ります。一方原子力のクルーズ船はヤマル。ロシアの原子力船で、北極をクルーズする探検船です。どちらものんびりとクルーズを楽しむといったいった傾向のものではなく、自然を堪能するための特別な仕様船といえます。